一般的に医用モニターは、DICOM Part14で規定されているグレースケール表示関数"GSDF"に準拠したグレースケール特性で表示されることが要求されます。JVCの医用モニターは、輝度・色度・階調特性の調整を行うためのキャリブレーション機能を搭載し、DICOM GSDFに忠実なグレースケール表示を実現しています。
*キャリブレーションには、オプションのキャリブレーションキットが必要です。
■キャリブレーションの仕組み
キャリブレーション機能は、LCDの駆動レベルを指定(各画素の階調データを輝度値として出力)するメモリーであるLUT(ルックアップテーブル)の駆動レベルを校正し、LUTに書き込みを行います。これにより、モニターのグレースケール特性・色温度(カラーモデル)・輝度の調整を実現します。
キャリブレーションにより、各ドライブレベルの輝度値がDICOM GSDFカーブに校正され、DICOM GSDFに忠実で滑らかな画像が表示可能となります。
(グラフはイメージです)
■関連製品
キャリブレーションキット"CAL-016"を同梱したモニター精度管理ソフトウェア“QA Medivisor Agent”をオプションとして用意。簡単で正確なキャリブレーションが可能となります。
QA Medivisor Agent
モニター精度管理ソフトウェア
病院内各所に設置された個々のモニターの品質を管理するソフトウェア
(キャリブレーションキットCAL-016に同梱して提供)
[CAL-016パッケージ内容]
・QA Medivisor Agent
・キャリブレーションセンサー
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