ガンマ特性・色温度・輝度を正確に調整するキャリブレーション機能

一般的に医用モニターは、DICOM Part14で規定されているグレースケール表示関数"GSDF"に準拠したグレースケール特性で表示されることが要求されます。JVCの医用モニターは、輝度・色度・階調特性の調整を行うためのキャリブレーション機能を搭載し、DICOM GSDFに忠実なグレースケール表示を実現しています。

*キャリブレーションには、オプションのキャリブレーションキットが必要です。


■キャリブレーションの仕組み
 

キャリブレーション機能は、LCDの駆動レベルを指定(各画素の階調データを輝度値として出力)するメモリーであるLUT(ルックアップテーブル)の駆動レベルを校正し、LUTに書き込みを行います。これにより、モニターのグレースケール特性・色温度(カラーモデル)・輝度の調整を実現します。

 

キャリブレーションにより、各ドライブレベルの輝度値がDICOM GSDFカーブに校正され、DICOM GSDFに忠実で滑らかな画像が表示可能となります。

(グラフはイメージです)

キャリブレーション前後の効果とDICOM Part14の比較

■関連製品
 

キャリブレーションキット"CAL-016"を同梱したモニター精度管理ソフトウェア“QA Medivisor Agent”をオプションとして用意。簡単で正確なキャリブレーションが可能となります。


搭載機種


モノクローム 1MP ME195
2MP MS-S200
3MP MS-S300
5MP MS-S500MS-S500 Dualstand
カラー 1MP CCL196CL-R190
2MP CL-S200CL-R211
3MP CL-S300CL-S301
5MP CL-S500CL-S500 Dualstand
6MP CL-S600
8MP CL-R813
12MP CL-S1200