主な特長
音楽表現力を高める人工熟成チェリー響棒の採用
エンクロージャ内に配置している、数種類の響棒の中で、前方により広い音楽空間を再現するのに一番効果の高いウーハーユニット下のチェリー響棒に「人工熟成処理」を実施。それにより、音場空間の拡大、解像度の向上、低音の重厚さの改善、臨場感の向上など、より高い音楽表現力を実現しています。
スピーカーターミナル部にステンレスネジ採用
本体背面にあるスピーカーターミナルの固定用ネジ4本(鉄/ニッケルメッキネジ)のうち、左上のネジをステンレス素材に変更することにより、音の輪郭が鮮明になり、より広い音響空間を実現。
11cmウーハー&2cmツィーター搭載の2ウェイスピーカー採用
- ウーハー部には、音場空間をより大きくし、解像度を大きく向上させるチェリー材の薄板シートを装着した「異方性振動板」を採用。また、センターキャップ内での音の濁りを抑制するため、ポールピース上部にメイプル木片を装着しています。
- 艶やかで伸びやかに響くクリアな高域再生を実現するために、ツィーターユニットのエッジ素材にはシルク繊維を、ボイスコイルには高純度99.9999%のOFCボイスコイルワイヤーを採用。さらに、振動板内の音の濁りを軽減するため、ポールピース上部にスプルース木片を装着しています。
- ひずみを最小限に抑えるために、磁気回路にアルミショートリング(ウーハー部)、銅キャップ(ツィーター部、ウーハー部)を採用。
チェリー材のウッドブロックとメイプル材の木製チップ吸音材を採用
ウーハーおよびツィーターの磁気回路後部へ装着した八角形チェリー材のウッドブロックは、不要な振動や高域成分を低減するとともに、重心の低い低域とクリアな高域再生を実現します。またメイプル材の木製チップ吸音材が、音楽の分離を向上させ、クリアで解像度の高いサウンドを実現します。
広い音楽空間表現を追求したキャビネット構造
音の解像度の向上や重心の低い低域再生、また、さらなる音場表現の拡大を目指し、スピーカーキャビネット内部には竹の響板とチェリー材響棒を最適配置し、楽器の分離などの表現を大幅に向上させています。