DLA-VS4800 | 主な特長

当社独自開発の約1000万画素の「1.27型4K2K D-ILA デバイス」を搭載し、 e-shiftデバイスを組み合わせた新開発の光学エンジンにより4Kの約4倍、フルハイビジョンの約16倍となる8K(8192×4800) の高解像度表示を実現しました。大画面投写やスクリーン近くでの鑑賞にも圧倒的な高精細映像でリアルな再現を可能にしています。

e-shiftテクノロジーでは１画素を斜めに0.5画素シフトさせることで、縦・横方向の解像度が実質2倍になり8K（8192x4800）解像度を可能にしています。

ワイヤーグリッド反射型偏光板

独自開発のD-ILAデバイスと高い偏光精度を実現するワイヤーグリッドを採用することで、深くリアルな黒をベースにした10000:1の高いコントラスト比を実現。幅広いダイナミックレンジを持ち、より豊かな臨場感と奥行き感を再現します。

各色12bitの階調表現に対応。明部や暗部を忠実に再現し、より自然でなめらかな表示が可能です。

（イメージ）

330Wの超高圧水銀ランプによる2灯式システムを採用し、4500lmの高輝度を実現。1灯点灯モード時には自動で使用時間の短い方のランプを優先的に点灯させることも可能です。

ランプパワーはHigh/Lowの切り替えが可能です。長時間使用が通例の業務用途に向けて低ランニングコストも実現しました。

e-shiftテクノロジーにより、4K解像度の映像を時間的、空間的にずらして8K解像度表示するため、レンズやケーブル、ビデオカードなどは既存の4K解像度対応の機材が利用できます。

4系統のDVI (Dual-Link）入力端子を搭載し、PCからの多種多様な入力信号にも対応します。

本体側面

側面端子部

単画面は、もちろん、マルチスクリーン表示(２画面・４画面モード）も可能です。
4K解像度表示にも対応しています。

■単画面

■2画面

■4画面　

光学系の色ズレを1/10画素単位で細かく調整できる「コンバージェンス調整機能」を搭載。電気的な方法は1画素単位でしかできなかった調整が、メカニカルな方法の採用により、微細な調整が可能です。

（イメージ）

Crosshatch、Color Bars など、6種類のテストパターンを内蔵。外部に信号源を用意せずに、画像調整が可能です。

また3種類のガンマテーブルを内蔵。映像に合わせた階調表現が可能です。

全ての操作はネットワーク経由でパソコンから行えます。ネットワーク経由での制御により、高い保守性と自由度を確保しています。

本体は、約51kg（レンズ含まず）の軽量化 を実現するとともに、積み重ね可能なデザインを採用。3D映像などを投写する際のスタック設置など、自由度の高いレイアウトに対応します。

大型プロジェクターながら50dB未満の低騒音を実現。騒音を気にすることなく映像に集中できる静かで快適な環境をご提供します。

垂直（±50%）だけでなく水平（±25%）へのレンズシフトにも対応。より自由なレイアウトが可能です。
（GL-MS4011S使用時は垂直±15％　水平±5％）

本体はチルト角±90°まで傾斜設置可能。

一般的な100V電源に対応し、1.1kW未満の省電力を実現。装置への供給電源の施工が容易です。

短焦点とズームレンズを用意し、多様な用途に対応します。