主な特長
高精細・高感度を実現した4K対応Super 35mm CMOSセンサーを搭載
撮像素子には、Super35mmサイズのCMOSセンサー(総画素数約1350万画素)を搭載。センサー サイズを生かした高精細な映像と被写体深度の浅い映像表現を実現します。また、ワイドダイナミックレンジにより明暗差が大きな被写体や低照度の環境化における撮影でも、鮮明かつ色再現性の高い撮影が可能です。
マイクロフォーサーズシステムマウントを採用し、さまざまなレンズ※1に対応
カメラユニットにはレンズ交換式共通規格のマイクロフォーサーズシステムマウントを採用。マイクロフォーサーズの豊富なレンズ群※1を使用できます。撮影する被写体や環境、目的や意図に応じてレンズを選択することが可能です。
※1:全てのレンズの動作を保証するものではありません。
推奨レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8、 M.ZUIKO
DIGITAL 45mm F1.8、 M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm/F4.8-6.7 Ⅱ (2015年6月現在)。
動作確認済レンズについては、こちらでご確認ください。
独自のバリアブルスキャンマッピング技術
バリアブルスキャンマッピングとは、さまざまなレンズを最高のパフォーマンスで使用することを可能にした当社独自の新技術です。 レンズの有効径がセンサーサイズ未満の時でも、スキャンサイズを変更することで、さまざまなレンズ・有効径に合う最適なセンサー領域を設定することができます。「Super 35mm」「MFT」「Super 16mm」などのさまざまなレンズに対応し、レンズの有効径を最大限に利用した撮影が可能です。※2
カメラ操作や各種設定が可能な専用小型コントロールユニットを採用
専用小型コントロールユニットを付属する5mのケーブルを介してビデオユニットに接続し、カメラ操作(REC/PAUSE、フルオート、ズーム、アイリス、フォーカス調整等)や詳細設定(ガンマ、ニー、ゲイン、シャッタースピード、ホワイトバランス等)が可能です。
カメラユニットを三脚やジブ、クレーン等に設置した際も、手元でのコントロールを可能にします。
10mのカメラユニット用接続ケーブル※3を用意(別売オプション)
別売オプションとして、10mのカメラユニット用接続ケーブルを用意。
撮影用途に応じたケーブル長を選び、遠隔からの撮影に対応します。
※3:本機にはカメラユニットとビデオユニットを接続するケーブルは付属していません。別売のカメラユニット接続ケーブルが必要です。
〔別売〕
カメラユニットケーブル 10m
KA-CC010を使用する場合は、専用のメタルケーブルアダプターセット(別売)が必要です。
脱着・折り畳み可能な7インチフルHD液晶モニターを装備
ビデオユニットには、1920×1080/60p対応の7インチフルHD液晶モニターを装備。撮影中のモニターや各種撮影情報表示、撮影後の映像確認を本システムだけで実現します。
また、ビデオユニットからの脱着や、折り畳みができ、持ち運びに優れ、撮影用途やシーンに応じた使い方が可能です。
QuickTime /AVCHDの各ファイルフォーマットに対応
アップル社製編集ソフト「Final Cut Pro」でダイレクト編集が可能なQuickTimeフォーマット(MOV)とAVCHDの各ファイルフォーマットに対応します。
4K+HD(プロキシ)同時記録など多彩な記録方式が選択可能
SDメモリーカードスロットを4K記録用2スロット、HD記録用2スロットと合計4スロット搭載。
Aスロットに4K、CスロットにHD(プロキシ)と異なるフォーマットの同時記録を実現する「4K+HD(プロキシ)同時記録」をはじめ、シームレスな長時間連続記録が可能な「シリーズ記録」や2つのスロットに同じ映像を記録する「デュアル記録」など、多彩なコンビネーション記録に対応し、機動性に優れた効率的なワークフローにより、ENGからイベント記録まで多彩なシーンで活躍します。
※記録フォーマットを4Kに設定している場合は4K SLOT (A SLOT/B SLOT)、記録フォーマットをHDに設定している場合はHD SLOT(C SLOT/D SLOT)に記録されます。
4K+HD(プロキシ)同時記録
シリーズ記録
デュアル記録
プログレッシブ対応3G-SDIとHDMI出力を装備
デジタル出力としてHD/3G-SDI端子とHDMI端子を装備。3G対応のSDI出力や、HDMI端子からは4Kを含めた外部出力が可能です。非圧縮フルHD映像信号と音声信号をSDI(Moni)端子とHDMI端子から同時に出力することもできます。
また、HDMI出力の記録トリガーに対応し、カメラからの「ATOMOS」社製外部レコーダー制御が可能です。