<“CONNECTED CAM”のコンセプト>
現在、映像制作業界ではIPベースの映像システムが普及し、カメラ以外の機器においてもIPをベースとし、低コスト、省人化からくる「ダウンサイジング」が求められています。また、ネットワーク環境の普及と通信品質・性能の進化により、インターネット網を使用した「アセットライト」な放送やライブ中継が全世界的な広がりを見せています。
当社は業界に先駆けて、ネットワーク対応カメラ「GY-HM650」を2012年12月に発売。以降、ライブストリーミングに代表されるIPベースの映像制作ソリューションの構築を推進してきました。そして今回、ネットワーク接続の即時性、信頼性を高め、従来の映像制作機器と同じ高品質をアフォーダブルに提供できる新たなソリューションとして、“CONNECTED
CAM”を提案します。撮影現場からスタジオ局までのエンドツーエンドのワークフローを構築するために、各パートナー企業とのコラボレーションにより、セキュアで安定したIP伝送インフラの確保や、映像素材を管理・運営する映像サーバー・デコーダー・IPベースのライブスイッチャ等を組み合わせ、映像制作に求められるIPソリューションをワンストップで提供していきます。
今後当社は、“CONNECTED CAM”第一弾の「GY-HC900CH」に続き、ミドルレンジのカメラレコーダーや、システムコンポーネントなど、“高画質、高品質でつながる”映像制作機器のラインアップを拡大していきます。