GY-HC900CH | カメラ機能

プロに求められる高精細な映像表現
2/3型 フルHD 3CMOSセンサーを搭載

2/3型 220万画素 プログレッシブCMOSセンサーと新開発の画像処理エンジンの搭載により、F12(60Hz)の高感度、S/N比62dBの低ノイズ、そして高ダイナミックレンジに対応し高精細、高画質な映像表現を実現します。


多彩な2/3型 B4マウントレンズが使用可能
2/3型 B4レンズマウントシステムを搭載

業界標準の2/3型 B4マウントレンズが使用でき、報道、スタジオ、ライブイベントから映像制作まで、幅広い用途での使用が可能です。また、豊富なレンズ資産が活用できます。色収差補正データを搭載したB4マウントレンズ装着時は、カメラ本体での色収差補正が可能です。


プロユース向けビューファインダーを標準装備
3.26型 OLEDパネル カラービューファインダー

優れた視認性の3.26型 OLEDパネル カラービューファインダーを標準装備。 フォーカス調整をサポートします。 また、本体には、3.5型 カラーLCDモニターも装備されています。

ファームウェアアップデートはこちら
Version 00-0F-2B 2019年5月公開

HDR収録
高ダイナミックレンジと広色域を可能にするHDRとJ-Log1収録

HDR(High Dynamic Range)への対応として、ITU-BT.2100準拠のHLG(HYBRID Log-Gamma)と弊社独自のDレンジ800%のJ-Log1 Gammaを搭載。高ダイナミックレンジ、広色域を10ビットで収録可能です。
カラースペースがITU2020,HLG,J-Log1選択時、VF/LCDにカメラおよびリターン映像に対してITU709にカラースペースを変換して表示することが可能です。またHLG選択時は変換後のホワイトレベルを調整することが可能です。



J-Log1用 LUT

■LUT FILE解説書


本ユーザーガイドは、GY-LS300CH用に作成されていますが、GY-HC900CHにも適用しています。

※Davinci Resolve(Blackmagic Design社製)用LUTファイルは、Avid社製Media Composerと、GrassValley社製 EDIUS Pro8.2以上及びTV Logic社製IS-mini(要IS-mini MANAGER PLUS+ライセンス)にもご使用いただけます。


ワイドレンジな色補正に対応
新開発 16軸ユーザーマルチマトリックスを搭載

従来から定評のある6軸ユーザーリニアマトリックス調整に加え、16軸マルチレンジの色補正機能を搭載しました。これにより、マルチカメラで収録する場合、肌色などの微妙な色合わせをより正確に再現させることが可能になりました。また、特にステージなどの各色LED光源下での色再現にも威力を発揮します。


さまざまな入出力インターフェース
収録をサポートする豊富なインターフェースを装備

3G/HD/SD-SDIプールフィード入力に対応しており、映像の同時記録と同時ストリーミングが可能です。また、マルチカメラ撮影に必要なタイムコード(TC)入出力端子やゲンロック入力端子も装備しています。



防滴仕様
屋外使用に適した防滴仕様を実現

防水規格「IPX2」相当で雨天での撮影にも対応しています。
※IPX2(落下する水滴に対する保護等級)とは、真上から落下する常温の真水の水滴が、
15度以内の傾きの機器にかかっても、機器の機能が正常に動作することです。