2021 February
イヤホンのカタチ、筐体のフォルムにはたくさんのタイプがありますよね。完全ワイヤレスイヤホンの場合、大きくまとめるとだいたい、
●スタンダード型:イヤホン本体がすっぽりと耳にはまる形状
●スティック型:耳の外に伸びるスティックを備えた形状
●フック型:耳の上にかけるイヤーフックを備えた形状
の3パターンでしょうか?それぞれの形状にはそれぞれの狙いがあり、それぞれの長所を備えています。
スタンダード型のイヤホンはいちばん多く作られているタイプなので選択肢が豊富。防水性能が強いものやノイズキャンセリングが高性能なものなど、どんな製品も見つけやすいでしょう。
またこのタイプの小型モデルは耳の中に綺麗に収まるので、ファッションとしてイヤホンを目立たせたくない人にもおすすめです。
スティック型で気になるのはもちろん「スティックって何のためにあるの?」ですよね。
大きな理由は「マイクを口元に向けるため」です。通話用マイクをスティックの先端に搭載することで、自分の声を拾いやすくしてあるのです。
マイクを口元に向けて設置にしにくいスタンダード型でも、様々な技術によってマイク性能は高められています。でもスティック型はその上さらに「そもそもマイクの位置や向きが良い」ので、通話相手に自分の声をクリアに届けやすいのです。テレワーク環境でも活躍してくれそうですよね。
加えて、スティックを耳たぶの上のくぼみに収めることなどによる装着の安定感アップもポイント。ただ装着周りは人それぞれの耳の形に合う合わないの方が大切ですので、誰にとってもスティック型がベストというわけではありません。
なお、以前はアンテナをスティック部分に内蔵することでの左右のイヤホン間の接続安定性の向上も見落とせないポイントでした。ですが完全ワイヤレスイヤホン全体の性能が向上した現在では、スタンダード型の通信安定性も万全。この点はもうあまり気にしなくてよいでしょう。
耳の上にかけるイヤーフックを備えたフック型の長所は……これは説明不要ですよね。装着の安定性、固定のしっかり感といった面ではフック型が圧倒的に有利!だからスポーツイヤホンはフック型の採用例も多いわけです。
特に完全ワイヤレスイヤホンでは耳から外れる=落ちるなので、落下がそのまま紛失や破損につながりやすい屋外でのアクティビティなどでは、フック型の固定力が頼りになります。
また、フック型とは少し違うのですが、耳の中に引っ掛ける「フィン」や「イヤーサポート」を装備した形状というのもあります。例えば「ランニングするから落ちにくいイヤホンがいいんだけどフックの着け心地は苦手」という人はこのタイプも要チェックです。
というように完全ワイヤレスイヤホンのカタチにはそれぞれの特長があります。「形から入る」というと一般的には軽いイメージになってしまうかもしれませんが、イヤホン選びは「カタチから入る」のも充分にアリなのです。
高橋敦
Takahashi Atsushi
趣味も仕事も文章作成。仕事としての文章作成はオーディオ関連が主。他の趣味は読書、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、映画鑑賞、エレクトリック・ギターの演奏と整備、猫の溺愛など。
趣味を仕事に生かし仕事を趣味に生かして日々活動中。
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